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ニコニコ動画にDDoS攻撃、サービス一時停止

タグ:ニコニコ 感想系駄文

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/23/news075.html
ニコニコ動画にDDoS攻撃、サービス一時停止

今日は爆発的に流行しつつあるニコニコ動画について書こうと思います。



ニコニコ動画というのは発明だと思います。
本質的には画像にコメントをつけられるだけのサービスなんですけど、今までのネットのコンテンツの弱点が見事なまでに解消されています。
これによって、メディアの主流がTV・ラジオ・出版から、ネットへとシフトする可能性がより高くなりました。

携帯の様々なコンテンツなどもネット経由なので、ネットでの音楽配信売り上げが増加してCDの売り上げと逆転してしまったように、他の様々なコンテンツ、動画や漫画・アニメなども既存のメディアよりネットの方が売り上げを伸ばしていく、という傾向がより強くなっていくと思います。
06年の有料音楽配信売り上げ、CDシングル抜く
ネット広告費、雑誌に迫る テレビなど4媒体は2年連続前年割れ





ニコニコ動画のどのへんが今までのネットコンテンツの弱点を解消しているのかというと、

・コメントをつけられることによって、ユーザー間の共時性が擬似的に再現されている


ここに尽きると思います。
いうなれば、ライブ感です。ネットの動画コンテンツがTVに及ばなかったのは、ライブ感・共時性というものがネットでは得られなかった為です。
ひとりでポツーンと動画を見ている気分になってしまって、本当の価値を見抜けるような、コアファンのみにしか訴求することができなかった、というのがこれまでのネットコンテンツの最大の弱点でした。


ですが、動画に対して画面上にコメントをつけられるようになったことで、2chでいう、いわゆる実況のノリを再現することに成功しました。このモデルというのはネットコンテンツにおいては革命的です。今までのコンテンツの接し方を根本からひっくり返すほどの威力を持っているので、今後このモデルを模倣したサービスが大量に出現していくものと思われます。


今までのコンテンツの接し方というのは、いわば一方通行なものでした。制作側からユーザーへ、情報が一方通行で流されるだけで、この点が大昔から言われていた問題点のひとつでもありました。でも、流通上どうしようもないので、一方通行で創作側もユーザー側も我慢していた、というのが実態でした。
この我慢の裏に、それでは満足できないという巨大なサイレンスマジョリティが存在していたのです。このはけ口として、ゲリラ的な同人であったり、ネットであったり、2chだったり、Mixiだったりが生まれてきたわけです。



このように、ネットの影響力が巨大になりつつあるのが現在なのですが、ここで今までにない問題が多く見受けられるようになりました。
そのひとつがネット工作の問題です。

コレ「口コミ」マーケティングは悪か?消費者団体、FTCにバズマーケティングの調査を要請



ニコニコ動画によるDDoS攻撃というのもネット工作のひとつの手法に当たると思います。オンラインゲームでもよくあることなのですが、誰かが利益を得るために(ネットゲームの場合はRMT目当てでよく行われていました、海外から大量に接続してマクロをもの凄い数起動させて稼ぐという手法)行われる場合がほとんどです。

また、2chなどでも最近顕著になってきた、バズ・マーケティング(口コミ操作)としてのネット工作。

上記のような工作が今後ますます増えていくのは間違いありません。これらを防ぐにはどうすればいいのか。



2chやニコニコ動画などはWEB2.0の中でも外にオープンな、誰でも見られる形のネットサービスです。
対して、MixiなどのSNSは本来はクローズドなネットコミュニティ形成のためのネットサービスでした。この形が最近崩れつつあって、Mixiは大部分の人が見られる、オープンなコミュニティとなっているように感じます。

いわゆるDDoS攻撃を含むようなネット工作を防ぐには、今後クローズドなコミュニティを提供するようなサービスが有力になっていくのではないかと思いました。ニコニコ動画であってもID制であれば分速3000万というような膨大なコメントスパムでも防げますし、閲覧自体がID制である場合にはDDoS攻撃自体も防ぐことができます。また、ブログなどでも、IDのある人のみがコメントできるようにすればコメントスパムを防ぐことができます。ブログの炎上といった現象も起こりにくくなるでしょう。

これだと、まるっきりMixiな感じになってしまいますが、さらにクローズドな、知り合いのみ限定の数人規模のネットコミュニティ提供サービスというのも今後伸びていくように思います。動画の閲覧にしても、何十万人も同時接続するから重いのであって、小さな数人単位の集団が身内で動画を見られるようなサービスが誕生すれば、サーバー負荷も軽くていいわけです。


もちろん、著作権問題も同時に考えていかなければなりません。現状はP2Pがすべて悪者、的な誤解を生んでいるのも著作権侵害ばかりが目立ってしまうからであって、本来のP2PというのはWEB1.0的なサーバーの一極集中から、地方分権みたいに各PCが分担することで負荷を分散し、コンテンツをより親しみやすくするためのツールなはずです。P2Pネットワークであっても合法コンテンツだけで楽しむサービスが提供されれば、それが人気になる可能性は極めて高いと言えます。



ここでまたまた東方の話になってしまいますが、
昨日、東方の音楽CDのアルバム3枚ほどをネット通販で注文しました。この東方のCDアルバム、イベントでの頒布価格はなんと500円です。ネット通販で700円。13曲入って700円。一曲あたり53.84円。ケースとか小冊子とかCDとかついていながら、itunesのDL価格よりも安いです。まさに革命的な値段と言えるでしょう。でもって、収入のほとんどが創作者本人の手に届いてしまう。さらに、俺が買ったのは、なんと5年前のCDアルバムも含んでいます。5年前に出たCDを定価で買った経験なんて、今まで生きていて一度たりともありません。


東方の音楽CDを買った経緯は、なんといってもニコニコ動画でIOSYSの動画を見たことに尽きます(ちなみにIOSYSの東方月燈籠も買っときました)。これが無かったら東方の存在はかなり前から知っていても、音楽CDを買うという方にはいかなかったです。
動画サービスと2次創作のパワーをまざまざと見せ付けられた事件でした。このパワーというのは今後のWEB2.0によって強烈に加速していくことは間違いありません。



ファンダムによる合法的な2次創作と、創作者からの直接的な動画・CD・DVDなどのコンテンツの流通、この方向性がより強化されていくような動画サービスの構築と、同時にネット工作を封じるためのID制、業者によるコメントの書き込みなど偽装広告と思われる宣伝手法(口コミ操作)を禁止する為の法整備が今後求められていくように思いました。




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テーマ : ヲタク人日記 - ジャンル : アニメ・コミック

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