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総務省がコピーワンス見直しを検討について

タグ:感想系駄文


◆◇総務省がコピーワンス見直しを検討について◇◆

コピーワンスを見直してくれるらしい。総務省はひさびさにいい仕事したって感じです。国というのは企業が市場主義で暴走するのを歯止めする為にあるのに、今までは逆いってることが多かったし。これは素直に国が機能したといっていい事態だと思います。


私個人として、コピーワンスには激しく反対だったんですが、とてもひっくり返るものではないなあというムードでした。

コピワン反対の理由は、TVキャプチャボードが無くなると言われているからです。なぜデジタル家電を大量に買わなきゃならないのでしょうか。
私個人は家電としてのテレビは持ってません。PCにTVキャプチャボード差しててそれで見てます。また、最近のモニターはワイド型だったり22インチだったり、テレビを見るのに充分なサイズを満たしてきていて、PC+キャプチャボードならTV一台分場所が空きます。TVとPC両方置くなんてめんどくさいし、PC使わずに録画するならさらにHDDレコーダーを買わないといけません。

単純計算で、

PCにTVキャプチャボード=1万~2万円

TV+HDDレコーダー=7~8万円


ものすごく無駄な出費です。これはもはや、家電メーカーの陰謀としか思えません。何が悲しくてHDDを一家に何台も持たないといけないのでしょう。


それに、キャプチャ出来るかできないかというのは、かなり重大な問題だと思います。画像の無断使用がどうなのか、という問題がありますが、それが批評であるのならどうなのでしょうか。
例えば、TVで重大な誤報や人権侵害があった場合、それについて言及し監視するシステムとしてのインターネットでの批評というのは著作権法上の、

引用(第32条)
公表された著作物は自由に引用して利用することが出来る。但しそれは公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道・批評・研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならないとされる。

wikipediaより著作権-Wikipedia

これに当たるんじゃないでしょうか。ネットがメディアの監視役として機能する可能性は充分にあるわけで、そういう意味でもTVをキャプチャ出来るというのは社会的に意味があることだと思います。

もちろん、批評と銘打ってなんでもかんでもやっていいというのとは意味が違いますけど。


次に、コンテンツは見てもらってナンボという点とコンテンツ保護という点の両輪なわけで、保護ばかりでいけば見てもらう機会を損失していくし、見てもらう為に無料で流しまくればいいというものでもないわけです。

ネットでいうなら、P2Pでのコピー流通は絶対に阻止し、録画やPCでの個人利用はすべて可、というのが基本かと思います。コピワンもP2Pでの流通を恐れてですし。逆にいえばP2Pに流れさえしなければなんでもOKとも言えます。

このP2Pというのは、現行の法律上ではUPロードした人にのみ責任があるので、デジタル放送をするならライセンスを個人に発行して、それを暗号化してコンテンツに組み込んでおくだけで充分かと思います。複製されればUPロードした個人のみ特定できるので。これだけで相当の抑止効果があります。


アニメについて言えば、もっとオープンにネット上のファン活動としてのキャプチャ画像使用を認めるくらいの気持ちがあったほうがいいかと思います。
特に深夜アニメは一般層へ浸透してるとは言えない状況ですし、アニメファンが宣伝しなきゃ誰がやるのかと。毎週録画するのも野球中継などあってなかなか難しいし、視聴が寸断されて仕事など忙しくなった大人のファンは離れるばかり。文化として普及していくという面から考えた場合、かなりマイナスな現状です。

ネットを上手く利用してコミュニティを拡大した例として、MMORPGのエバークエスト(米)やリネージュ(韓)があります。これらはどちらもファン活動としてのネットでのゲーム画像の二次利用を認め、TVCMなどの宣伝はほとんど無しにコミュニティを拡大していって、完全に日本のゲーム産業を追い抜いてしまいました。拡大した理由はなんといってもブログ経由でのネットコミです。知り合いのゲームファンのブログでエバークエストの画像があった、それを見てお試しでやってみた、ハマる、という構図です。日本が強みを発揮して世界を席巻していたゲームという舞台で、いともあっさりと米・韓がひっくり返してしまったというのは、日本の著作物に対する考え方の後進性を物語っています。韓国の場合は日本のコミケの現状を見て、それに合わせてきた結果なので、日本が追いつかれ、追い抜かれてしまったという事になります。

エバークエストではファンによるMADムービー制作も認められていて、MADムービーを見て感動したという人は多いです。リネージュでももちろんMADムービーは作られてます。
これらは、もちろんファン活動として認められているからだし、キャプチャ出来るからです。


まとめると、

・総務省のコピーワンス見直しには大賛成。

・ネット上の報道・批評にはキャプチャも有効なのではないか。

・キャプチャボードを潰してデジタル家電を大量に買わせるというのはやめて欲しい。PCだけでいいという人を無視しないで。


・エバークエスト(米)やリネージュ(韓)のように、ファン活動の範囲内でのキャプチャの使用(二次利用)や二次創作を認めて欲しい。ネット上のアニメファン活動はかなり苦戦してます。コンテンツの消費者を米・韓に持ってかれてます。アニメも外国アニメだけがライバルじゃなくてMMORPGなどのエンターテイメントのコンテンツ自体がライバルで、アニメ系ブロガーとしては現状圧倒的に不利。MMORPGだと簡単に100万アクセスとか行っちゃいます。

・P2P対策は個人にライセンスを発行して暗号組み込むタイプでいいと思う。それ以上だと過剰保護というか、ファン間の口コミやネットコミなどの宣伝活動が不可能になっていきます。



こんな感じです。ちなみにここに書いたことはネットではかなりふつうな感覚の意見で、別に特別な意見ではないです。これは特殊な意見とか感じるようだとするなら、日本は米・韓に比べかなり遅れてるということになります。マジでこのままじゃコンテンツ消費者を海外に持ってかれます。というかすでにMMORPGでは敗色濃厚。次はどんな黒船が来るのか予想もつきません。


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